📝 2016年度
調査概要
調査概要
- 調査名:立命館大学生の携帯情報端末の活用に関する実態調査
- 実施期間:2016年12月13日〜2017年1月23日
- 回答数:568人
- 生命科学部:191人(33.6%)
- 薬学部:61人(10.7%)
- スポーツ健康科学部:231人(40.7%)
- 総合心理学部:72人(12.7%)
- 文学部:10人(1.8%)
- 法学部:3人(0.5%)
- 学年
- 1回生:335人(59%)
- 2回生:217人(38.2%)
- 3回生:12人(2.1%)
- 4回生:3人(0.5%)
- 5回生以上または大学院生:1人(0.2%)
- 設問数:42問
調査結果(要点)
調査結果(要点)
- 所有している端末、大学に持ち込んで使用している端末は、どちらもスマートフォンがノートパソコンを抜く。(Q 2-1〜Q 2-2)
- 授業中に使用している端末はノートパソコンがスマートフォンを上回る。(Q 2-3)
- 授業内での電子端末の使用用途では、プレゼンテーション、グループワーク、manaba+Rへのアクセスが目立つ。(Q 2-5)
- 学内Wi-Fiの使用頻度は80%以上が高い頻度(大学に居るとき2日に1回以上接続)。(Q 3-2)
- 2015年度を10%以上上回る頻度。
- 学内Wi-Fiへの満足度は、利用可能エリアについて80%以上が、接続速度については約70%が不満を感じている。(Q 3-3〜3-4)
- タイピングの種別は、スマホ+日本語では82%がフリック入力(Q 4-1)、スマホ+外国語では51%がフルキーボード(Q 4-2)、また、パソコンにおけるタッチタイピングの習熟度は入力時にキーを見る、見ないがほぼ半数に分かれた。(Q 4-3)
- スケジュール管理には73%が紙の手帳を使用している。(Q 5-1)
- スケジュール管理をデジタルデータで行っている場合、70%がクラウドを用いずローカルのみで利用している。(Q 5-2)
- 連絡先管理にはスマートフォンのアプリやメッセージングアプリが用いられている傾向にあるが(Q 5-3)、デジタルデータの管理はクラウドを用いずローカルのみである。(Q 5-4)
- 写真を撮影する端末としてはスマートフォンが90%を超えて圧倒的だが(Q 6-1)、データ管理におけるクラウドの利用は30%程度である。(Q 6-2)
- 情報収集に用いるメディアは、紙媒体の新聞や雑誌、テレビ、ラジオ、書籍を抜いてインターネットが圧倒的多数を占めた。(Q 8-1)
- ネット上への情報発信についてはTwitterによる投稿が圧倒的多数を占めた。(Q 8-6)
- 読書の際に用いるメディアは紙媒体の書籍が約80%を占め、電子媒体は25%以下だった。(Q 9-1)
- オンラインショッピングの決済方法ではクレジットカードの利用率は21%程度にとどまった。(Q 9-7)
- ICT活用レベルの自己評価では70%以上が高い水準を示した。(Q 10-1〜Q 10-2)
- 大学の情報リソースへの要望(自由記述)では、Wi-Fiの信号強度やカバーエリアに関するものがほとんど。(Q 10-3)
調査結果(詳細)
調査結果(詳細)
- 回答概要を閲覧(PDFファイル)
- 木村修平・近藤雪絵:““パソコンが使えない大学生”の実態に迫る―立命館大学6学部の横断調査に基づいて―”,PC Conference論文集(2017),pp. 279-282(2017).